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引っ越しても学校を変えずにすむ方法はある?

子どもと暮らすお部屋探し 2026年8月24日

引っ越しても学校を変えずにすむ方法はある?

新しい暮らしを始めたい。でも、この子から友だちまで取り上げてしまうのは違う気がする。

そう思って、引っ越しを決めきれずにいる方は多いです。

先にお伝えすると、引っ越しても学校を変えずにすむ場合があります。ただし、どんなときに認められるかは自治体ごとにちがいます。

この記事では、どんな制度があるのか、どんなときに認められやすいのか、そしていつ動けばいいのかをお伝えします。

引っ越したら、必ず転校になりますか?

必ずではありません。「指定校変更」や「区域外就学」という制度があり、認められれば今の学校に通い続けられる場合があります。

公立の小中学校は、住んでいる場所によって通う学校が決められています。これを「指定校」と言います。

でも、決められた学校以外に通いたい事情がある家庭のために、申請できるしくみが用意されています。引っ越しはその事情のひとつとして、多くの自治体が基準に入れています。

つまり、引っ越し=転校とは限らないということです。

指定校変更と区域外就学は、何がちがいますか?

同じ市区町村の中で別の学校に通うのが指定校変更、住民票のある市区町村の外の学校に通うのが区域外就学です。どちらも教育委員会への申請が必要です。

言葉が似ていて分かりにくいので、表にします。

制度 どんなとき
指定校変更 同じ市区町村の中で引っ越したが、今の学校に通い続けたい
区域外就学 別の市区町村に引っ越したが、今の学校に通い続けたい

たとえば同じ区の中での引っ越しなら指定校変更、隣の市に引っ越すなら区域外就学、という形になります。

どちらも、申請して認められる必要があります。引っ越したら自動的に通い続けられる、というものではありません。

どんなときに認められますか?

認める基準は自治体ごとに定められていて、内容がかなりちがいます。「卒業まであと少し」「きょうだいが同じ学校に通っている」といった事情は、基準に入っていることが多いです。

よく基準に入っている事情には、こんなものがあります。

・卒業までの期間が短い
・きょうだいが同じ学校に通っている
・引っ越し先が仮住まいで、あとで戻る予定がある
・放課後の預け先との関係

ただ、ここは正直にお伝えしておきたいことがあります。

申請すれば必ず通る、というものではありません

たとえば、ある自治体では、申請しても認められない場合があることをはっきり書いています。さらに、申請する人が多くて受け入れられる人数を超えた学校では、抽選になることもあるとしています。

「制度があるから大丈夫」と思って部屋を決めてしまうと、あとで困ることになります。

やってはいけないこと

住民票だけを前の場所に残しておく、というやり方を考える方がいますが、これはすすめられません。

住民票の異動などで虚偽の申請があったと分かった場合、許可を取り消して住所地の学校に通ってもらうことになる、と説明している自治体もあるからです。

年度の途中で急に学校が変わることになれば、いちばん困るのはお子さんです。

もうひとつ知っておきたいこと

ある自治体の説明には、どの学校を指定する場合でも、通学の安全を確保するのは保護者の責任になると書かれています。

学校を変えずにすんだとしても、通学の距離が長くなれば、毎日の送り迎えが必要になることもあります。認められるかどうかだけでなく、そのあと毎日続けられるかどうかも、あわせて考えておいてください。

認める基準も、申請の期限も、自治体ごとにちがいます。ここに書いたのは一部の自治体の例です。ご自身の場合については、必ずお住まいの市区町村と、引っ越し先の市区町村の教育委員会にご確認ください。

いつ動けばいいですか?

部屋を決める前です。認められるかどうかで探せる範囲が変わるので、物件を見に行く前に教育委員会へ確認しておくと、あとで困りません。

ここが、部屋探しをする側からいちばんお伝えしたいところです。

学校のことが決まっていないまま部屋を探すと、こうなります。

・学区の中でしか探せないと思い込んで、選べる部屋が少なくなる
・逆に、認められるだろうと思って遠くの部屋を決めてしまい、あとで通えないことが分かる

どちらも、先に電話一本しておけば防げます。
学校のことを不動産屋さんにどう伝えるかは、「夜職の部屋探し、不動産屋にはいつ・何を伝えるべき?」が参考になります。

聞いておきたいこと

教育委員会に電話するときは、この5つを聞いてください。

1. 引っ越し先が◯◯なのですが、今の学校に通い続けられますか
2. 認められる基準はどこで見られますか
3. 申請の期限はいつまでですか
4. 必要な書類は何ですか
5. 申請が多いときは抽選になりますか

聞きにくいことではありません。窓口の方は毎日この質問を受けています。

電話する先

引っ越しの形によって、聞く先が変わります。

・同じ市区町村の中で引っ越す場合 → 今の市区町村の教育委員会
・別の市区町村に引っ越す場合 → 今の市区町村と、引っ越し先の市区町村の両方

区域外就学の場合、両方に手続きが必要になることがあります。片方だけに聞いて安心しないようにしてください。

転校することになったら、何をしますか?

前の学校で書類を受け取り、役所で住所の手続きをして、新しい学校に持っていく、という流れが基本です。ただし手順の細かいところは自治体によってちがいます。

一般的な流れは、こうなります。

① 今の学校でもらうもの
最終登校日に、在学証明書と教科書給与証明書を受け取ります。この2つは新しい学校での手続きに必要です。

② 役所での手続き
転出・転入の届けを出すときに、就学に関する手続きもあわせて行います。就学通知書という書類を受け取る形が多いです。

③ 新しい学校へ
もらった書類を持って、新しい学校で手続きをします。

学校が決まってから引っ越し日を動かすのは大変なので、部屋の契約日を決める段階で、この流れにかかる日数も見ておくと落ち着いて進められます。

書類の名前や手順は自治体によってちがいます。上に書いたのは一例です。実際の手続きは、市区町村の窓口でご確認ください。

FAQ

  • Q申請はいつまでにすればいいですか?

  • Q認められなかったら、どうなりますか?

  • Q学校のことも含めて、部屋を探してもらえますか?

子どもの預け先から住む場所を決める話は、「夜の仕事でも保育園に預けられる?探し方と住む場所の決め方」にまとめています。

また、お部屋の審査そのものが不安な方は、「夜職でも賃貸審査に通る方法【保証会社選びが9割】」もあわせてご覧ください。

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