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夜の仕事でも保育園に預けられる? 探し方と住む場所の決め方

子どもと暮らすお部屋探し 2026年8月20日

キャバ嬢の一人暮らし、部屋探しのリアル【体験談】

「夜の仕事をしているから、保育園には入れないかもしれない」

そう思って、部屋探しの前で止まってしまっている方は少なくありません。

先に結論をお伝えすると、預け先はあります。ただ、数がとても少ないので、探す順番をまちがえると遠回りになります。

この記事では、夜に子どもを預けられる場所にどんな種類があるのか、そして住む場所をどう決めればいいのかをお伝えします。

夜の仕事でも、子どもを保育園に預けられますか?

預けられます。ただし夜の時間に対応する認可の保育所は全国で74か所ほどしかないため、多くの方は「認可の保育園+延長保育」か「認可外の施設」を組み合わせて使っています。

「夜職だから断られる」というルールがあるわけではありません。保育園の申し込みで見られるのは、どんな仕事かよりも、どれくらい働いていて、その時間に家で子どもを見られないかどうかです。

ただ、深夜まで対応できる場所そのものが少ない。ここが本当の壁です。

だからこの問題は、保育園を探す話であると同時に、どこに住むかの話でもあります。

夜の保育所は、どれくらいあるの?

こども家庭庁の調査によると、夜間保育所は令和6年4月時点で全国に74か所です。うち公営が1か所、残りの73か所が民営です。

数字を見ていただくと分かる通り、都道府県にひとつあるかどうかという少なさです。しかも都市部に集まっています。

認可の夜間保育所には、こんな決まりがあります。

・開いている時間は原則11時間
・終わりの時間は原則として夜10時まで

つまり、深夜まで働く方の場合、認可の夜間保育所だけで足りるとは限りません。

そして何より、近くにあるかどうかで住む場所が決まってしまうということです。ここが、あとでお伝えする「順番」の話につながります。

なお、施設の数や場所は年度で変わります。お住まいの地域にあるかどうかは、市区町村の子育て支援の窓口で確認してください。

認可と認可外は、何がちがいますか?

認可は国の基準を満たして自治体の認可を受けた施設、認可外はそうではない施設です。ただし認可外も自治体の監督は受けます。夜の仕事の方にとっては、良し悪しよりも「何時まで開いているか」で選ぶことになります。

認可の保育園

国が定めた職員の人数や設備の基準を満たしている施設です。

・3歳以上は保育料の無償化の対象
・0歳から2歳は、住民税が非課税の世帯が無償化の対象
・自治体が独自に助成を出していることもあります

費用の負担が軽いのが大きな利点です。

認可外の施設(ベビーホテルなど)

国の認可は受けていませんが、指導監督の基準が定められていて、自治体の監督を受けます。

・全国に約7,000か所
・24時間の対応や、泊まれるところもある
・施設ごとに開いている時間も内容もかなりちがう

深夜まで働く方が実際に使っているのは、この認可外であることが多いです。

「認可外」と聞くと不安に感じる方もいらっしゃいますが、大事なのは名前ではなく中身です。見学に行って、部屋の様子と職員の方の対応を自分の目で見てください。

認可の保育園は、どうやって入る子が決まりますか?

申し込みが早い順でも、抽選でもありません。家庭の状況を点数にして、その点数が高い人から順に決まります。ひとり親の世帯は、点数が上がるしくみになっている自治体が多いです。

ここは知っているかどうかで結果が変わる部分なので、少し詳しくお伝えします。

点数は、何を見て決まるの?

見られているのは、大きく分けて2つです。

ひとつめは、どれくらい働いているか。

月に何日、1日に何時間働いているか。日数と時間が多いほど、点数は高くなります。

ふたつめは、家庭の事情です。

ひとり親かどうか、きょうだいがすでに同じ園に通っているか、近くに子どもを見てくれる家族がいるか。こうしたことで、点数が足されたり引かれたりします。

この2つを足した合計が高い人から順に、入る園が決まっていきます。

ひとり親は、点数が上がるようになっています

ここは、知らずに不安になっている方が多いところです。

両親がそろっている家庭は、お父さんとお母さんの2人分の働き方を足して点数を出します。ひとり親だと1人分しかありません。そのままだと、どうやっても点数で負けてしまいます。

そうならないように、多くの自治体では、ひとり親の世帯にあらかじめ点数を足すしくみを入れています。

たとえば東京都北区では、保護者が1人しかいない世帯には、それだけでまとまった点数が足されます。さらに、ほかに頼れる同居の家族がいない場合には、もう少し足されます。

つまり、ひとり親であること自体は、不利になりません。

足される点数の大きさは自治体でちがうので、数字そのものを覚える必要はありません。「ひとり親だから入れないかも」と思っていた方は、そこは心配しなくて大丈夫だと思ってください。

いちばん気をつけるところ

問題は、働いていることを示す書類です。

この書類が期限までに出せないと、点数はほとんどゼロに近い扱いになります。書類が出ていない人は「働く先が決まっていない人」と同じ低い点数で計算されます。ひとり親で点数が足されていても、それを打ち消してしまうくらいの差です。

夜の仕事の場合、お店が就労証明書を書いてくれるかどうかは、お店によります。業務委託のような形で働いている場合は、書式そのものが変わることもあります。

だから、動き出す前にやっておいてほしいことがひとつあります。

「保育園の申し込みで就労証明書が必要なんですが、書いてもらえますか」と、お店に早めに聞いておくこと。

申し込みの直前に聞いて間に合わなかった、という話をよく耳にします。あせらずにすむように、先に確認しておいてください。

なお、収入を示す書類は、お部屋の審査でも同じように必要になります。何が使えるかは「収入証明が出せない夜職の審査対策【給与明細・課税証明の代わりになるもの】」にまとめています。

点数の付け方や必要な書類は、自治体ごとにかなりちがいます。ご自身の場合がどうなるかは、必ずお住まいの市区町村の窓口でご確認ください。

住む場所は、保育園から決めたほうがいいですか?

先に預け先を決めることをおすすめします。夜に対応できる施設は数が限られているので、動かせない条件から先に決めたほうが、遠回りになりません。

ここからは、僕の本業である部屋探しの話です。

多くの方は、部屋から探し始めます。家賃、間取り、駅からの距離。当然だと思います。

でも夜の仕事をしていて、小さいお子さんがいる場合は、この順番だと苦しくなることがあります。預け先が見つからないと、そもそも働けないからです。

おすすめの順番

① 預け先の候補を先に出す
認可の夜間保育所、延長保育のある認可保育園、認可外の施設。通える範囲にどれがあるかを、先に洗い出します。

② そこから通える範囲を決める
送り迎えの時間帯に、実際に移動できる範囲かどうか。夜の時間帯は電車の本数が減ることも計算に入れます。

③ その範囲の中で部屋を探す
ここではじめて、家賃や間取りの話になります。このとき不動産屋さんに何をどこまで話せばいいのかは、「夜職の部屋探し、不動産屋にはいつ・何を伝えるべき?」でお伝えしています。

逆の順番だと何が起きるか

部屋を先に決めてしまうと、あとから預け先が見つからないことがあります。そうなると、契約したばかりの部屋を出て、もう一度引っ越すことになります。

初期費用がもう一度かかります。お子さんの環境も、また変わってしまいます。

順番を変えるだけで、これは避けられます。

部屋を見るときに、あわせて見ておきたいこと

・送り迎えの道が、夜でも明るいか
・施設から家までの間に、大きな道路を渡る場所がないか
・帰りが遅くなったとき、タクシーが拾える場所か

物件そのものの条件より、この3つのほうが毎日効いてきます。

FAQ

  • Q夜の仕事だと、保育園の申し込みで不利になりますか?

  • Q就労証明書は、お店に頼めますか?

  • Q引っ越す前でも、保育園の申し込みはできますか?

お部屋の審査そのものが不安な方は、「夜職でも賃貸審査に通る方法【保証会社選びが9割】」もあわせてご覧ください。

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